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市川團子、『もののけ姫』での大役に「武者震いするような思い」 祖父が残したスーパー歌舞伎に重責を実感

スーパー歌舞伎で大役を務めることの思いを吐露した市川團子 (C)ORICON NewS inc.

 歌舞伎俳優の市川團子が2日、東京・新橋演舞場で行われたスーパー歌舞伎『もののけ姫』(3日~8月23日上演)の囲み取材に出席。40年続いているスーパー歌舞伎で大役を務めることの思いを吐露した。

【写真】青い衣装が似合う!さわやかにほほえむ市川團子

 スーパー歌舞伎は、歌舞伎の伝統に現代的なスペクタクルを融合させた、新たなジャンルの演劇で、團子の祖父・市川猿翁さんが創設した。アシタカを演じる團子は「祖父が作ったスーパー歌舞伎という1つのものに向かって、お稽古場のみんなが舞台に立つ者をもちろんですけども、スタッフさんも皆さん合わせてみんなが1つの“スーパー歌舞伎”という目標に向かって進んでいる、みんなで意見を出し合って進んでいるという印象を受けました。みんな熱量を持ってこの作品に取り組んでおります」とあいさつ。

 そして、公演初日を目前に控え、「いよいよあすが初日になっておりまして、怖さとワクワク感もどちらもありますが、武者震いするような思いでございます」と緊張の面持ちで語った。

 また、スーパー歌舞伎初演から今年は40周年。スーパー歌舞伎に対する思いを問われると、「演出を見ていて1つ思うのは、随所に祖父が作ったスーパー歌舞伎からのオマージュがあるということです。見得の形にしろ、使う演出にしろ、スケール感にしろ。これまでのスーパー歌舞伎の系譜を継いでいるなという印象があります」と話し、「お客様の中には祖父の作ったスーパー歌舞伎のイメージがあって、そこから離れないようにかつ『もののけ姫』の魅力も届ける作品でなければならないということで、正直に言うと重みを実感しています」と吐露。そして、「今はとにかく重みを実感していますが、それを糧にして進んでいきたいと思っております」と意気込んだ。

 宮崎駿監督(※崎=たつさき)が原作・脚本・監督を手掛け、壮大な自然と人間の物語を描いた映画『もののけ姫』は、アシタカとサン、タタラ場に生きる人々と森に棲む神々、それぞれの運命が絡みあい、人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描き出す物語。呪いをかけられた少年・アシタカを團子、山犬に育てられた少女・サンを中村壱太郎、またタタラ場を統率するリーダー・エボシ御前を中村時蔵が演じる。

 取材にはほかに、中村壱太郎、中村時蔵が参加した。"