メインコンテンツに移動

原因は自分にある。デビュー7周年記念イベント開催 涙で称え合った深い絆、ファンへの止まらない感謝【オフィシャルライブレポート】

『GNJB 7th Anniversary 原因は君にもある。』の模様 Photo:takahashi marina

 7人組ダンスボーカルグループ・原因は自分にある。が、デビュー記念日である7月7日に記念公演『GNJB 7th Anniversary 原因は君にもある。』を、東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで開催した。同公演のオフィシャルライブレポートが届いた。

【ライブ写真たくさん】ソロショットも!『GNJB 7th Anniversary 原因は君にもある。』の模様

■オフィシャルライブレポート

 今年、デビュー7周年を迎える7人組ダンスボーカルグループ・原因は自分にある。(通称・ゲンジブ)が、デビュー記念日である7日に『GNJB 7th Anniversary 原因は君にもある。』を、東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで2部制により開催した。ライブパートでは今までリリースしてきた楽曲をデビューからの時系列順で追い、クイズ企画やトークではゲンジブの歴史とメンバーのパーソナリティーを深堀る一方、アンコールでは観測者(ゲンジブファンの呼称)やメンバーへの手紙朗読も。通常のライブとは一味も二味も違う構成とステージにより、観測者とチームへの感謝を目いっぱいに伝え、2部では全国5都市を回るFCツアーを12月に開催することも発表。4日、5日に有明アリーナでアリーナツアーを終えたばかりの彼らが、「天下を取る」という決意を改めて示し、チーム・ゲンジブの絆を熱く、固く、結び直した。

 もともと、超特急やM!LKらが所属するEBiDANの研究生として活動していたメンバー7人。2018年、彼らはゲンジブの前身であるBATTLE STREETのメンバーとして選抜され、グループとしての一歩を踏み出した。当時12歳から17歳で声変わりも終わり切っていない初々しい彼らが、グループへの思いを一途に語る姿がステージを覆う紗幕に映し出されると、客席にはどよめきが。そして、7人声をそろえての「原因は自分にある。」のグループコールと共に紗幕が降り落ち、ステージ上に現れた2026年の7人は、2019年のデビュー曲「原因は自分にある。」で記念すべきイベントを幕開けた。グループ名であり曲タイトルでもある「原因は自分にある。」のネオンサインが輝く前に立つ7人のボーカルもダンスも、7年の間に表情豊かに研ぎ澄まされ、満場の観測者を魅了。LEDには言葉遊びや同音異義語、ダブルミーニングが詰め込まれた漢字満載のリリックも映し出され、当時シーンに与えた衝撃の大きさを改めて証明していく。続いては、長野凌大が「観測者、7周年!みんなのおかげです。今日は一緒に楽しもうね」と、2020年の「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」を披露。シェイクスピアの名作をモチーフにした文学的ラブソングで彼らが振りまく笑顔に、LED上では花びらが降り注いで、ゲンジブ流のロマンティシズムを甘く表現していく。一転、久々のライブ披露となる2021年の「豪雨」では、細かい動きや声の1つにまで激しいエモーションを滲ませて、報われない思いをハードバラードで叩きつけていった。

 以降、ライブパートではデビューからの各年にリリースされた楽曲を1曲ずつ披露する形で、ゲンジブの音楽的軌跡を振り返り。1部では長野が「“おめでとう”って言ってもらっていいですか?」と観測者に呼びかけ、「デビュー7周年、おめでとう!」のコールを巻き起こした。2部では12月にFCツアー『GNJB FC Limited Tour Laboratory - Ne』を行うことも発表。全員揃ってのワンマンライブは初めてになるという北海道を含め、全国5都市を回る日程はFCツアーとしては過去最大のものだ。

 続くトークパートでは、活動上のエピソードから7年の歴史を振り返っていく企画で観測者を楽しませる。1部では「みんなが忘れてそうなゲンジブの姿を思い出させる企画を」(大倉空人)と、過去のYouTube動画から4択で出題される“クイズ! 正解のカギは、君にもある!”を実施。観測者の拍手が一番多かったものがゲンジブと観測者の答えになるというものだが、食事中に「プライベートは何してるの?」と聞かれた小泉光咲が何と答えるか?という質問など(答えは「俺も何してるかわからない」)、いずれも観測者には簡単な質問だったらしく、5問中5問が正解に。結果、メンバーには高級焼き鳥店のお食事券が、観測者には今回だけのスペシャルな画像が賞品として贈られた。

 2部では「メンバーの言動を観察しよう」と“ゲンジブ・クセつよビンゴ”を実施。メンバーがやりそうなアクションやクセそれぞれ10個に数字が割り振られており、それが実際に行われれば観測者が手元のビンゴカードに穴を空けられるというもの。メンバーは自分以外の6人それぞれに割り振られた10個のアクションを知っており、ゲンジブの歴史を振り返るトークの中で、そのクセを上手く誘導できたらポイントが入るというルール。だが、杢代は“吉澤に耳打ちする”“キレツッコミする”など、序盤で半数がビンゴして「俺だけ簡単じゃない!?」とキレ散らかした。やや強引な誘導トークの中で、コロナ禍の自粛期間中に長野と桜木雅哉はテレビ電話をしながらベランダでずっと縄跳びをしていた、先日終了した『ARENA TOUR 2026 仮ノ現』でビリヤードに初挑戦した吉澤要人に、経験者の武藤潤が教師みたいに教えたといったエピソードも公開。観測者のうち77人以上がビンゴになった場合、高級寿司の賞品があるということだったが、その数は軽々クリアしたため、今後、誰が賞品をゲットすることになるのか注目したい。

 2022年の「Q」からライブが再開すると、タイトルコールだけで客席からは悲鳴が。自分に対してQ(=問いかけ)を投げかけ、“正しいかじゃなくて 信じてるかなんだ”という結論に至る爽快かつポジティブなナンバーを、エネルギッシュなボーカルとエモーショナルなダンスで届けていく。さらに2023年の「マルチバース・アドベンチャー」ではマーチバンド風の華やかなサウンドで、マルチバース(多元宇宙)のifな自分を想像しながら、今の自分を肯定する力強いメッセージを投下。リスナーの背中を押す2曲に観測者がカラフルなペンライトを振り上げたところ、LEDには“原因は自分にある”と表紙に記された書物が現れ、始まったのは2024年のバラード「小説ならば」だ。最年長の武藤を皮切りに順にソロで歌い継いでいくなか、LED上でめくられていく本のページにはメンバー自身から集められたオフショットが映し出され、今度は写真でゲンジブの歴史を追っていく。そんなノスタルジックな光景に、忘れられない“君”への思いを歌う7人のボーカルが切なく染みわたって、場内からは大きな拍手が湧き上がった。

 ここで、昨今のツアーMCで生まれたキャラクター“情報屋・杢代和人”が、探偵風のロングコートを着て登場。メンバーのさまざまな情報を観測者に教えていく。1部では“桜木雅哉 オシャレなカフェ珍注文!?”と題し、桜木が格好をつけて「エスプレッソ、アイスで」とあり得ない注文をしたという話を暴露。そのときの気持ちを聞かれ、桜木は「メチャクチャ恥ずかしかったです。最近コーヒーが飲めるようになったので、エスプレッソってカッコ良さそうだなと思って頼みました」と語った。2部では“打ち合わせ中に眠気と戦う小泉光咲”と、ラムネを食べて必死で眠気をこらえる小泉の動画が公開。実は、その陰で桜木も眠りそうになっていたというレア情報がもたらされたのも、7周年イベントならではに違いない。

 本編のラストナンバーは、3月に発表されたばかりの「ニヒリズムプリズム」。彼らの代名詞でもあるピアノロックをベースに、シンフォニックな壮大感を織り交ぜたサウンド、LEDに“虚無”の文字を無数に躍らせるリリックと、ゲンジブらしさを凝縮した最新作に観測者もヒートアップする。その熱を受け、まるで1つの生き物のようにさえ見える息の合ったパフォーマンスを7人は展開し、桜木は「急に晴れたね」という曲中台詞を1部では「エスプレッソはホットだぜ」、2部では「ゲンジブ、おめでとう」と言い換えて大きな歓声を呼んだ。

 ステージ上では“原因は自分にある。”のネオンサインがメンバーの立ち位置通りの7色に照らされ、アンコールの声と手拍子が続くと、突然、走り込んできた7人は「希望的観測の定義」をドロップ。歴代楽曲に登場した難読漢字や歌詞、コールや過去のエピソードを盛り込んだ観測者視点のナンバーに、客席からは凄まじい音量でコールが湧き上がる。ゲンジブには異色なほどユーモラスなアッパーチューンで場内を沸騰させた彼らは、スタイリッシュなグレーのセットアップに着替えており、これは大倉いわく、世界で7着だけの「俺たち専用のジャージ」とのこと。メンバーカラーのチャームやグループ名入りフードも付いており、間近に迫ったイベント『EBiDAN THE LIVE 2026 15th Anniversary』に向けて「(これを着て)リハはイキりちらかしましょう!」と意気込んだ。

 7周年ということで、1部では「観測者のみなさんに1人ずつ手紙があります」と、リーダーの吉澤から1人ずつ手書きの手紙を読み上げていくことに。「手紙を読むなんて初めてです、僕たち。緊張すると思うんですけど温かく見守ってください」と杢代が前置けば、トップバッターのリーダー・吉澤は「久々に手震えてるんだけど!マジで緊張する!」と普段の彼からは考えられないほどの動揺を見せる。それでも、「ゲンジブは決して平坦な道のりを歩んできたグループではありません」と伝え、答えが出ないとき「観測者のみんなの幸せを考えよう」と選択を繰り返してきたと語った。「僕らの向かう先で、愛の先で、みんながいてくれて本当に幸せです。原因は自分にある。と共に、これからも生きていきましょう」と締めくくった彼に続き、大倉は「僕はアイドルです。アイドルをしている僕を好きでいてもらうために精いっぱい努力していきたいなと思います」と明言。さらに、観測者の言葉に何度も救われたと感謝して「好きでいてくれてありがとう。僕をアイドルにしてくれてありがとう。こんな僕を見つけてくれてありがとう。一生観測者を大切にします」と頭を下げた。杢代は「生きていて良かったなと心から思わせてくれる存在」と観測者を評し、「僕たちを応援することは決して義務ではありません。だからこそ、みんなには何よりもまず自分自身を大切にしてほしいです」という気遣いも。それでも「何年たっても幸せを届け続けます」と約束した。小泉は、芸能活動を始めたての頃は「自分は向いてないなと感じました」と告白。けれど、最初のイベントで自分のボードを持ってくれていたファンが1人いたのが嬉しくて頑張ろうと決めたと明かし、「僕推しをやめちゃった方も、今の僕までつないでくれてとても感謝しているし、これからもみんなを離さないように努力していきます」と決意を表した。

 最年長の武藤は、観測者のおかげでグループが大きくなっていることを実感できると話し、「ライブパフォーマンス中のみなさんの反応が何より力になってます」と感謝。対して最年少の桜木は読む前から「俺、こういうのダメなんです」と涙を見せ、「ずっと伝えたかったことがあります。こんなにもライブを好きにさせてくれてありがとう」と感極まり、「皆さんの人生の中でゲンジブが彩りを与える原因になれるよう頑張っていきます」と言い切った。そして、デビューしてすぐにコロナ禍に入り、数年越しで初の対面ライブで「マスク越しに泣いていた観測者の顔を今でも思い出します」と打ち明けたのは、トリの長野。そこでグループ活動の凄みと重みを実感し、原因は自分にある。が7人だけの物語ではないこと、「何よりも観測者、貴方の人生の一部を預かっていることを知りました」と言葉を紡いだ。「僕たちは口下手だし、自分たちの思いを観測者に伝えきれていないことばかりだと思うけど、そんな僕たちを誰よりも愛してくれてありがとう」と締めくくった彼に、大倉も「本当に口下手なグループだと思います。僕らが話してること、どこまで観測者に伝わっているのかってよく考えますね」と応えた。

 また、2部ではメンバーへの手紙がそれぞれ朗読された。本来は吉澤が1番手のところ、「俺、最初に読んでいいですか?」と立候補したのは最年少の桜木で、「最高なファミリーたちへ」という始まりから、1人ずつに「ありがとうございます!」と握手。「7人の空間が自分の居場所です」、「人生1回きりですし、行くところまで行きませんか? 世界の人が待ち望む、そんな存在になってみませんか? 偉業を成してみませんか?」と伝え、10代の頃みんなに迷惑をかけたぶん恩返しをしたいと、皆とハグした。そこから年齢順に下から読むことになり、杢代は7人で過ごした時間を「青春そのものであり、最高の宝物」と形容。「何十年経ってもお互いをメンバーと呼び合えて、笑い合える関係でいられたらうれしいです」と伝えた。長野は、根拠のない自信や形の無いイメージばかりで夢を語ってしまうと謝罪し、「でも、僕たち7人なら、どんなことでもポジティブに変化させて必ず成し遂げられると心から思います。そして僕は、みんなのおかげでこんなにも明るく、人としゃべることが大好きになりました」と感謝。「これからも辛いときは7人でご飯を食べよう。最後に。このグループで頑張れないヤツはダセェぞ。だって僕たちは、この世界の大きな原因になるんだから」と美しく締めくくった。

 吉澤は「集団で動くことがあまり好きではありませんでした」と自分を評しつつ、6人と出会って「同じ夢に人生かけて生きていく、この人生めちゃくちゃ最高じゃん!」と思えるようになったと告白。そしてメンバーのことを「僕にとっては人生をかけて守るべき存在です」と形容すると「僕の夢はみんなとだから叶えたい夢です。他のだれでもないメンバーのみんなと叶えたい夢です」と明言した。小泉は「みんなの強い夢が自分の夢にもなって、今、原因は自分にある。が大きくなるために頑張れてるなと感じます」と、メンバー1人ひとりの良さを語って「誰一人自分にとって必要不可欠な存在です。これからもたくさん頼っちゃうと思うんだけど一緒に夢叶えようね」と伝えた。大倉は、自分のことを「難しい性格をしてるから」と説明し、「6人みたいに心が広くて、優しくて、自由じゃないと、(自分は)絶対に浮いちゃってしんどくなってた」、「ゲンジブじゃなきゃここまでやってこれなかったって、心の底からそう思う」としみじみ。今年24歳になり「正直かなり焦ってる」「毎日、不安でいっぱい」と心の内を明かしながら、「絶対大丈夫、絶対売れるっていう根拠のない自信が湧き上がってくる」のを「(長野)凌大の影響かな」と漏らし、「俺はドームに立つ夢を叶えたあとも7人で一緒に活動したい」、「ずっと一緒にいようね」と呼びかけた。そしてラストの武藤は「このグループの最年長である僕は、7人の中でも先に歳を取っていくことから、みんなの……」まで口にしたところで、涙を抑えられなくなり嗚咽。「大人になっていく姿を、よく見ることができました。小学校は6年間、中学高校は3年間ですが、それ以上の期間をこの7人でやってきました。この先もまだまだやりたいこと、成し遂げたいこと、みんなで目指して頑張りましょう。これからもよろしくね」と振り絞った彼にメンバーが集まり、7人で輪になって、皆、涙目になった。

 「もう見れないと思うよ、こんな姿は」と杢代が言えば、大倉も「そうね。20周年の時とかにしようか、次は」と応えたところで「ネバ―エンドロール」のSEが流れ、ゲンジブの7歳を祝うケーキがサプライズで登場! 長野は「全然わかんなかった!」と驚き、観測者とケーキを前に記念撮影をした。愛にあふれた感動的なひと時を振り返り、長野は「俺、ステージで泣いたことないのよ。ドームくらいで泣こうかと思ってたのに、泣いちゃいました!」と泣き笑い。大倉も「たくさんの試練があって、そのたびに一緒に手をつないで乗り越えてきて。それについてきてくれた観測者のみなさんがいたからこそ、僕らの絆もこんなにも深まったし、こんな素敵な空間が僕らの人生の中で本当に宝物です」と頭を下げて拍手を浴びた。

 そして「今回のイベントのタイトルのように、原因は君(観測者)にもありますので。ぜひとも8年目の原因は自分にある。もよろしくお願いします」と伝え、武藤が「皆さん7周年ですよ? 原因は自分にある。を祝福してくれ! これが我らのアンセムソング!」とタイトルコールしたのは「原因は君にもある。」。デビュー曲のアンサーソングとして結成3周年のタイミングに作られたナンバーで、過去にパフォーマンスした際のライブ映像も音を合わせてLEDに流しながら、ゲンジブの歴史と進化をリアルタイムで確かめていく。杢代は「明らかに君のせいだよね?」の曲中台詞を、1部では「明らかに観測者……絶対ずっと一緒にいろよ!」、2部では「メンバー、本当にありがとう。観測者、大好き」とアレンジ。そして「みんなの声、俺たちに聞かせてください!」のリクエストに応えて“ららら…”の大合唱を贈る観測者に、長野は1部で「7月7日、デビュー7周年、777、ラッキーセブンです。僕たちゲンジブが一番ラッキーだったことは、観測者の貴方に出会えたことです。これからもよろしく!」と、2部では「デビューから7年経って、いろいろ辛いことたくさんあったけど、そこに貴方がいました。貴方がいてくれたから、僕たちはこうして東京ドーム目指してます、ここにいる全員、東京ドーム連れて行きます、これからもよろしく」と言い放った。この日、何度も彼らが口にした「観測者のおかげで僕たちは、このステージに立てている」という言葉。それは、すなわち“原因は君にもある。”ということなのだ。

 「僕たちも7周年という本当に特別な日に観測者の皆さんと会えて、本当に幸せな時間でした。僕たちはこれからも7人で貴方がたに、まだ見ぬ景色をお届けします!」と武藤が笑顔でブチ上げ、ステージ袖に去っていったメンバー。だが、最後に残った吉澤が「僕ら、原因は自分にある。毎日頑張ってますけれども、ずっと側で支えてくれてるスタッフの皆さんがいるんですよ」と涙目になり、「すべてのスタッフの皆さんに大きな拍手をお願いします!」と観測者に求めると、メンバーはステージに戻って心優しきリーダーを取り囲んだ。「チーム原因は自分にある。、本当に最高のチームですんで、これからもついてきてください!」と言い切った。そして長野は「天下取るぞ」と堂々と宣言。想いを確かめ合ったゲンジブのメモリアルな夜は、感謝と絆で8年目の道を切り拓いていくだろう。

(文・清水素子)"

"高校野球" 記事全文検索