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『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』細田佳央太演じる涼は“今の日本でのびのびと育った彰”

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(8月7日公開)大人になった百合を支える新キャラクター・宮原涼(細田佳央太)(C)2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会

 俳優の福原遥が主演する映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(8月7日公開)で、主人公・百合(福原)に思いを寄せる青年・宮原涼を演じる細田佳央太。どこか亡き彰(水上恒司)の面影を宿し、百合にまっすぐな恋心を向けることで、その心を揺り動かしていく重要な役どころだ。本作のプロデューサーや原作者の言葉から、涼というキャラクターが生まれた背景に迫った。

【動画】#映画あの花からあの星へ スペシャル映像

 本作は、観客動員350万人、興行収入45億円を記録した映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年)の続編にして完結編。現代から1945年にタイムスリップした女子高校生・百合と、特攻隊員として空に消えた彰との別れから7年後を舞台に、成長した百合たちの新たな物語を描く。

 福原をはじめ、出口夏希、伊藤健太郎ら前作のキャストが再集結。細田のほか、豊嶋花、井之脇海、倍賞千恵子らが新たに参加する。監督は『366日』の新城毅彦、主題歌は福山雅治が本作のために書き下ろした「邂逅(かいこう)」に決定している。

 細田が演じる涼は、彰の夢でもあった高校教師となった百合のクラスで、副担任を務める臨時的任用教員。明るい性格ですぐに生徒たちと打ち解け、慌ただしい日々を送る百合とも少しずつ距離を縮めていく。百合の背中を押し、時には寄り添う姿には、彰と通じる優しさやまっすぐさも感じられるという。

 西麻美プロデューサーはキャスティングについて、「あえて彰とは違うタイプの方に演じてもらいたいと思っていました」と説明。「彰はどちらかというと寡黙で内に秘めるタイプでしたが、涼は明るくて人付き合いもいい。細田さんはどんな役柄も演じられる力のある役者さんなので、彰とは対照的なタイプとしてキャラクターを作っていただきました」と明かした。

 福原も涼について、「百合が持っていないものを、たくさん持っている人。『あの花』の彰とは違うタイプですけど、みんなを笑顔にするパワーを持っている人だなと思いました」と語っている。

 本作の脚本作りには1年以上を要し、原作者の汐見夏衛氏も初期段階から参加。当初、涼は百合より年下の教育実習生として設定されていたが、実際に教職に就く汐見氏から「臨時的任用教員」という制度があることを教えられ、大学院生に設定を変更したという。

 汐見氏は「もし彰が今の日本でのびのびと育ったら、ああいう人になるんじゃないかなと思って書いたキャラクターです」と明かす一方、対照的に見える涼と彰の内面には共通するものがあると説明する。

 「抑圧された環境で生まれ育った彰は自分の気持ちを表に出さずに心の奥底に押し込めて生きていたけど、そういう抑圧から解放されてほしかった。そして彰も持っていた優しさや強さやまっすぐさを涼も持っています。ただ周りを気遣う気持ちが強いからこそ、百合のようにしっかり意志を持ってそれを貫く人が魅力的に映ったのかなと思います」と、その人物像に込めた思いを語った。

 涼を演じる細田については、「細田さんの明るい雰囲気は、すごく涼に合っていたと思います。現場でお会いしたとき、涼の役柄や教員としての立場について、とても熱心に質問してくださり、本当に素直で誠実、真面目な方という印象を受けました」と回想。

 続けて「そういう部分が原作の涼のイメージにぴったりでした。映画を拝見し、まっすぐで優しい涼というキャラクターの魅力を存分に表現してくださっていると感じました」と、その演技を称賛した。

 彰とは異なる明るさを持ちながら、その優しさや強さを受け継ぐ涼。彼との出会いや、年老いた千代(倍賞)との再会を通じて、百合の運命が再び動き始める。"

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