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NEWS、25周年へ新三部作が開幕 コロナ禍でかなわなかった“夢”をファンと実現【ライブレポート】

6日に開催したライブツアー『NEWS LIVE TOUR 2026 /// KMK』

 3人組グループ・NEWSが6日、横浜アリーナでライブツアー『NEWS LIVE TOUR 2026 /// KMK』を開催した。アルバム『KMK』の収録曲やヒット曲メドレーなど、約2時間45分で全32曲を披露。約1万5000人のファンを魅了した。

【ライブ写真】360°ファンに囲まれて熱唱するNEWS

 9月15日に結成23周年を迎えたNEWSは、2028年に迎えるグループ25周年に向けて、『NEWS 25th ANNIVERSARY TRILOGY―WE ARE NEWS―』と題し、新たな三部作プロジェクトを始動した。同ツアーは、その第一章として7月にリリースされた16thアルバム『KMK』を引っ提げ、全国8都市を巡る。

 NEWSはこれまでにも17年から20年にかけて、「NEVERLAND」「EPCOTIA」「WORLDISTA」「STORY」という四部作を展開。今回の“新三部作”は、その先に続く新たな物語となる。テーマは現在・過去・未来で第一章では「現在」を描く。小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ、3人の名前から生まれた「KMK」は、“NEWS自身の物語”の扉をひらく鍵となる。(※以下、ネタバレを含みます)

 四部作最終章の『NEWS LIVE TOUR 2020 STORY』開催時は、新型コロナウイルスの影響で観客が声を出すことができない状況だったこともあり、今回はリベンジとも言える構成で、『STORY』以来となるセンターステージを採用。

 開演と同時に暗転すると、心音のような音とともに赤い照明が点滅。客席にスポットライトが照らされ、その先には「KMK」の文字が型取られた白い衣装をまとったNEWSのメンバーが姿をみせた。意外な登場演出に、悲鳴にも似た歓声が沸き起こる中、アルバム『KMK』のロゴを模した三角形のセンターステージに1人ずつ上がる。

 新三部作の幕開けを象徴する「WE ARE NEWS -Episode 1-」を、3人が力強く歌い始め、これから始まるNEWSの新たな第一歩を飾る。「A Real Man」では、青木洸平、長瀬結星、豊田陸人、林蓮音、和田優希、中村浩大のジュニア6人がバックとして登場。全身を大きく使ってパフォーマンスし、ステージを彩った。

 ヒット曲「チャンカパーナ」ではスタンドマイクを使用。ファンも3人に合わせて踊って盛り上がる中、小山が「横浜、楽しんでいきましょう!」とあおり、さらにボルテージを高める。同ツアー名でありアルバム表題曲でもある「KMK」では、増田が「みなさん、ようこそ!NEWSに会いたかった人は手を挙げて」と呼びかけると、白いペンライトがそれに反応。ファンたちは大きく縦に振り、ノリノリに。加藤は「横浜ただいま!今日も最後の最後まで一緒に楽しんで盛り上がっていこうぜ!」と弾ける笑顔を見せた。

 ライブ中には、声優・俳優の津田健次郎が登場する映像が流された。津田は、同ツアーの“案内人”として、ライブ全体を一つの物語へと導いていく。『3年前のキミへ』という謎めいたタイトルから始まる物語は、“未来からのメッセージ”をテーマにしており、ここから始まる新三部作へのヒントが散りばめられている。

 襟や袖口のスパンコールが印象的なタキシードに衣装チェンジした3人は、吹き上がる炎やレーザーの演出でハードなロック調の「The boys rock you all!」を歌い、ファンを虜にした。一転、静まり返った会場にピアノの演奏が響くなか、増田が「カナリヤ」を優しく歌い始める。そして2人の歌声が重なり、徐々に熱を込めていく。

 「Hands」(加藤)や「DROP」(小山)、「Lost in the rain...」(増田)のソロ曲も披露。「U R not alone」では、感情を剥き出しに歌う3人に応えるかのように、ファンも大合唱。増田が「一人じゃないからねー!」と互いに精一杯、応援し合った。

 MCでは、25周年を前に、小山が「うちらで真面目な話とかしたことないじゃん」と語ると、加藤が「23年とかやると、真面目に言うのも恥ずくなってきた」と照れ笑い。小山は「俺がやるのが正解なんだよ」とアピール。さらに加藤が、小山からファンに向け(あいさつ時に)「明日からも頑張れよ」とエールを送られたら、「お前がな」と返すようにファンへお願い。この“お願い”が後につながっていく。

 今度は星柄のトップスに着替えた3人。「TokinoHazama」では、スモークバブルを使用してエモーショナルな世界観に誘う。そして『「生きろ」』を力強く歌い上げた。

 「KAGURA」はジュニアが活躍。先輩であるNEWSの楽曲で6人は、和傘を駆使しながら観客を魅了した。日本昔ばなし「桃太郎」をNEWSなりに新解釈した「オニサンコチラ」では、語り部・小山は旅の僧侶のような衣装、鬼・加藤は金棒、桃太郎・増田は日本刀を彷彿させる小道具で楽曲に合わせたド派手な衣装で登場。一気に楽曲の世界に引き込んだ。

 さらに、終盤は「weeeek」「希望~Yell~」「さくらガール」など、これまでの歩みを感じさせるヒット曲をメドレーで駆け抜ける。トロッコでファンのもとに近づき、会場中に手を振り笑顔を届ける場面も。そして、小山が「miwaちゃんも観に来てくれてるよ」と明かし、miwaが楽曲提供した「サマーサイダー」を歌唱。タオルを振り回して、会場はお祭り騒ぎに。

 最後のあいさつでは小山は「あたしゃ(入所から)26年目だ!だから、みんながどうやったら幸せになれるのか理解しているつもりです。だから、みんなの人生のこの時間をちょっと預かっている気持ちです。これからもNEWSに寄りかかって、みなさんの大切な時間を僕たちに委ねて、どうか幸せになってくださいというか、幸せにします!」とファンと約束。そして、「明日から頑張れよー!」と応援すると、「お前もなー!」とファンは加藤のお願い通りに応えた。

 増田は「STORYのコンサートをセンターステージで、みんなの真ん中で、みんなに囲まれて歌いたいな、客席に歩いて登場してすごい歓声の中で始まったらいいよね、こう思ってた夢みたいなものが、コロナ禍で声が出せなかったからかなえられなかったかなと思っていました。今回、三部作やるよということで、かなってないんじゃないかなというものを皆のおかげでかなえてもらいました。ありがとうございます!」と感謝を述べた。

 加藤は「25周年、四半世紀を目指して私たち頑張りたいと思います。僕たちにできることはそんなに多くないかもしれない。でも、今日来てくれた子、ここのみんなの夢を守りたい。僕たちと取った手を離さずに、あなたたちを守り続けたい」と力を込めた。

 「昔の自分が今の自分に語りかけている」ようなイメージから生まれた「エール」は、センターステージで3人で向かい合って熱唱し、3人の歌声にファンの歌声が重なる。一体感が生まれる中、3人は客席へと降りていき、ファンの間を通りながら何度も感謝を伝え、その場を後にした。"