岸田文雄首相は10日の参院本会議で、台湾の環太平洋連携協定(TPP)への加盟申請について「歓迎している」と述べた。さらに「基本的価値を共有、緊密な経済関係を有する極めて重要なパートナーだ」と語った。TPPは中国、台湾の加盟申請を機にアジア太平洋地域における経済や貿易ルールの主導権争いへと発展している。首相の所信表明演説に対する衆参両院の代表質問は3日間の日程を終えた。
首相は中国を巡り「貿易慣行に関してさまざまな意見があり、しっかり見極める必要がある」とした。同時に「戦略的な観点や国民の理解も踏まえてTPPの議論を主導、積極的な役割を果たす」と強調した。
