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各国に「眼鏡先輩」、思わぬ注目 カーリング、乾燥対策が背景に

2022/2/17 18:36 (2022/2/17 19:11更新)
 カーリング女子の(左から)韓国の金善英、金恩貞、ROCのガリーナ・アルセンキナ=北京(共同) 拡大する

カーリング女子の(左から)韓国の金善英、金恩貞、ROCのガリーナ・アルセンキナ=北京(共同)

 北京冬季五輪のカーリングの女子1次リーグで日本を破った強豪韓国を率いる金恩貞(31)は、4年前の平昌大会でトレードマークの大きな丸い眼鏡から「眼鏡先輩」の愛称が付いた人気選手だ。今大会では眼鏡を使う他国の選手も大きな話題となり、他競技と比べた「眼鏡率の高さ」が思わぬ注目を集めている。競技場の乾燥した環境への対策が背景にある。

 日本が12日に対戦したロシア・オリンピック委員会(ROC)のガリーナ・アルセンキナ(30)は黒縁の大きな眼鏡を着用。ツイッターでは「ロシアの新眼鏡先輩」の登場に盛り上がった。スイスや中国から眼鏡をかけた選手が出場している。

 「眼鏡先輩」は日本の人気漫画「スラムダンク」の登場人物にちなんで韓国で付いたニックネームで、日本でも広く知られる。

 カーリング選手が眼鏡を選ぶのには、選手同士の接触や転倒がほぼないことに加え、競技場の湿度も関係しているとされる。

 カーリングではリンク表面の氷の粒をブラシでこすって溶かし、ストーンの方向や速度を微調整する。日本カーリング協会によると、競技場は霜が付かないよう常に乾燥した状態が保たれている。そのため目が乾きやすく、コンタクトレンズを避ける選手もいる。

 韓国の金善英(28)も「普段は使わないけど、カーリング中は眼鏡の方が楽だ」と眼鏡で試合に臨み、今大会中に日韓で「眼鏡後輩」の呼び名が付いた。試合後、記者から新しい愛称を知らされた金は「眼鏡歴は私の方が先輩なんですけどね」と笑いを誘った。(北京共同)