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ひも状iPS網膜、移植へ 臨床研究で定着率の向上を期待

2022/2/18 18:08 (2022/2/18 19:19更新)
 iPS細胞からひも状に加工された網膜色素上皮細胞(神戸市立神戸アイセンター病院提供) 拡大する

iPS細胞からひも状に加工された網膜色素上皮細胞(神戸市立神戸アイセンター病院提供)

 神戸市立神戸アイセンター病院は18日、オンラインで記者会見し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞をひも状に加工し、目の病気の患者に移植する臨床研究を始めると発表した。ひも状に加工することで、移植後の定着率の向上が期待できるという。栗本康夫院長は「患者に治療を早く届けたい」と意気込みを語った。

 臨床研究では、網膜の外側にあり、光を感知する機能の維持に関わる「網膜色素上皮細胞」をiPS細胞から作製し、15万個ほどの細胞を凝集。長さ約2センチで髪の毛くらいの太さのひも状に加工し、「網膜変性疾患」と診断された約50人の目に最大2本、移植する。