アルツハイマー病患者から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、病気に関わる複数の遺伝子を特定したと、京都大の井上治久教授(神経内科学)らのチームが21日までに発表した。井上教授は「これらの遺伝子を標的とし、早期診断や治療薬の開発につなげたい」と話した。
アルツハイマー病は脳内に特定のタンパク質が過剰に蓄積されることが原因とされる。今回、病気のうち9割以上を占め、家族に病歴がない「孤発性」について調べた。
チームは患者102人の血液細胞から作ったiPS細胞を脳の神経細胞に成長させ、病気を再現。特定タンパク質に関係するとみられる24の遺伝子を特定した。
