NTTドコモをはじめ携帯電話事業者4社などは9日、宮城県亘理町で、災害時の通信復旧対応の訓練を合同で実施した。東日本大震災や近年の豪雨災害を教訓に、競合する事業者が連携し、停電時に電源車を融通し合う取り組みも、今回初めて訓練。安否確認などに用いる通信手段の迅速な確保を目指す。
訓練では、震度6強の地震で町内の一部地域が孤立し、通信障害や停電が発生したと想定。NTT東日本の電源車からKDDI(au)の移動基地局にケーブルで電気を供給し、アンテナを稼働させた。NTT東日本の滝沢正宏・宮城事業部長は「住民を取り残さず救うには、各社の協力が大事だ」と強調した。
