静岡県西伊豆町の田子地区で正月用の伝統保存食として知られる「潮かつお」作りが最盛期を迎えている。塩漬けしたカツオを伊豆西海岸特有の冬の西風に当てて乾燥させる昔ながらの製法で、竹ざおに連なるようにつるされた様子が冬の風物詩となっている。
古くから伝わる製法を続ける「カネサ鰹節商店」(同町)で11日、内臓を取り出して10日間塩漬けしたカツオが次々と竹ざおにつるされていた。今年はカツオの価格高騰により、干すのは昨年の半数ほどの約200本という。3週間ほど冷たい西風に当てて乾燥させ、完成させる。12月10日ごろに出荷準備を始める。
