古くから薬問屋が集まり、薬の町として知られる大阪市中央区道修町の少彦名神社で22日、薬の神に無病息災を祈願する「神農祭」が開かれた。23日まで。大阪の1年を締めくくる「とめの祭り」とも呼ばれ、訪れた人らは、新型コロナウイルス禍の収束や家族の健康を祈った。
周辺の製薬会社なども参加して神事が執り行われ、参拝者は巫女から鈴を振るおはらいを受け「張り子の虎」のお守りがついたササ飾りを買い求めた。神社によると、1822年に大阪でコレラが流行した際、虎の頭を砕いて薬を作り、張り子の虎と共に供えたことが由来とされる。