【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、欧州連合(EU)からの輸入品に8月1日から30%の関税を課すと明らかにした。4月に示した当初の「相互関税」の税率20%から引き上げた。対EUの貿易赤字を問題視した。自動車や鉄鋼など分野別に課している関税は対象外とする。自身の交流サイト(SNS)でフォンデアライエン欧州委員長宛ての書簡を公表した。
メキシコのシェインバウム大統領宛ての書簡もSNSに投稿し、8月1日から30%を課すと表明した。合成麻薬「フェンタニル」の米国への流入を阻止する対策が不十分だと主張した。メキシコには3月、フェンタニルの流入を理由に25%の関税を発動している。
トランプ氏は今月7日、日本を含む14カ国への書簡を公表した。従来24%としていた日本の税率を25%に引き上げるとした。9日にはブラジルやフィリピンなど8カ国、10日にもカナダ宛ての書簡をSNSに投稿している。