【パリ共同】フランス・パリの控訴院は7日、公金不正受給の罪に問われ一審判決で2027年4~5月の大統領選への出馬を事実上禁じられた極右政党、国民連合(RN)指導者のマリーヌ・ルペン前党首(57)の控訴審判決で、15カ月の被選挙権停止と1年間の電子ブレスレット着用を言い渡した。被告の大統領選出馬は不透明な情勢となった。
過去に3回出馬したルペン被告が断念すれば、被告の「長年の夢」が絶たれることになる。被告は知名度が高く、欧州極右勢力の「顔」とも言える存在で、他の欧州諸国の極右にも衝撃を与えそうだ。断念した場合、RNからはジョルダン・バルデラ党首(30)が代わりに出馬する。
25年3月の一審判決は被告の有罪を認定。5年間の被選挙権停止を命じ、大統領選の出馬を事実上禁じた。さらに禁錮4年も言い渡し、うち2年は執行を猶予。残り2年は電子ブレスレットを装着して監視を受ける処分で、刑が確定しても収監はされない。10万ユーロ(約1850万円)の罰金も命じた。