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長崎原爆の日81年、平和へ祈り 核兵器廃絶へ決意、抑止論を批判

2026/8/9 11:48 (8/9 12:40更新)
 被爆から81年の原爆の日を迎え、平和祈念像の前で手を合わせる人=9日早朝、長崎市の平和公園 拡大する

被爆から81年の原爆の日を迎え、平和祈念像の前で手を合わせる人=9日早朝、長崎市の平和公園

 長崎は9日、米国による原爆投下から81年の「原爆の日」を迎えた。爆心地に近い長崎市松山町の平和公園では「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれた。鈴木史朗市長は平和宣言で核兵器は「絶対悪だ」と指摘。政府に「非核三原則を堅持し、核兵器に頼らない安全保障政策への転換を求める」と迫った。国際社会で核戦争の危険が高まっていると警鐘を鳴らした。

 高市早苗首相は式典のあいさつで「わが国は非核三原則を堅持しており、唯一の戦争被爆国の使命として、『核兵器のない世界』の実現に向けた現実的かつ実践的な取り組みを推進している」と話した。

 鈴木氏は「核抑止論は極めて危うい。核兵器は『絶対悪』だ。人類と核兵器は決して共存できない」と述べた。核保有国と核抑止力に依存する国の指導者に対し「核抑止力に頼れば頼るほど、核戦争の危険も高まる」と語った。

 被爆者代表本村チヨ子さん(87)は「平和への誓い」を読み上げ「残された時間を、命の限り平和を叫び続け、戦争が再び起こらないよう祈り続ける」とした。