千葉県北東部に位置する香取市は、平成の大合併で2006年に4市町が合併し誕生。3月で合併20周年の節目を迎え、近年は映画やドラマのロケ地として脚光を浴びる。一方で、合併時に8万8千人台だった人口は7万人を割り、1日時点では6万8237人。周辺自治体と同様に人口減少が続いている。出産面では産婦人科施設の誘致が思うように進まず、市外の医療機関頼みとなっている実態も。市のかじ取り役はこうした難局をどう乗り越えていくのか。19日告示、26日投開票の市長選を前に現状と課題を探った。
(中瀬健太)
市のまちづくりの指針となる「第2次香取市総合計画後期基本計画」によると、人口は1985年の9万3573人をピークに減少に転じている。労働力の中核を構成する生産年齢人口(15~64歳)の市外流出に歯止めがかからず、若年層の転出が目立つ。
◆産婦人科の誘致停滞
市内では2006年3月まで県立佐原病院で分娩(ぶんべん)対応が可能だったが、医師の退任に伴い...
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