メインコンテンツに移動

採用難の技術職確保へ 奨学金返済 銚子市が支援

2026/4/17 5:00 (4/21 10:39更新)
無料公開

 銚子市は、新たに採用する技術職(土木、建築、電気、化学、機械)の奨学金返済の一部を肩代わりする支援を始めた。技術職は全国の自治体で不足しており、市は同制度を通して人材確保につなげたい考えだ。

 10年以上勤続する意思のある技術職を対象に、日本学生支援機構から貸与を受けた奨学金の2分の1を、採用2年目から10年間にわたり市が直接返還(代理返還)する。上限は150万円。県も同様の支援を行っている。

 背景には深刻な人材不足による採用難がある。待遇面で勝る民間に技術系人材が流れ、自治体間でも都市部への人材集中が続く。同市では技術職を十数人程度補充する必要があるが、4月採用に応募がなかった。人手を補うため、市は4月から道路設計業務を民間に委託するようにした。

 技術職確保へ市は、国家資格取得者を対象に1次試験を免除する随時採用や、一度退職した者を再び受け入れる復職制度を設けるなどして知恵を絞る。市総務課は「人がいなければやりようがない。他の自治体などを参考にあらゆる方策を試していきたい」としている。

(伊藤義治)