北京冬季五輪フィギュアスケート女子でドーピング問題が発覚し、17日の演技で転倒を繰り返して4位に終わった15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)がリンクから戻った際に「どうして戦うのをやめたの?」と叱責するコーチの姿をカメラが捉え、指導の異様さが指摘されている。
世界王者を含む多くのトップ選手を育ててきたコーチのエテリ・トゥトベリゼ氏は、厳しさで知られる。欧米メディアによると、演技を終えたワリエワに「説明しなさい。なぜ諦めたの?」などと詰問した。
国際オリンピック委員会のバッハ会長は18日、「ぞっとするような場面だった」と述べ、対応を非難した。
トゥトベリゼ氏の指導を受け、銀メダルだったトルソワ(ROC)も演技後「もう氷には上がらない。こんなやり方はあり得ない」と感情を爆発させた。団体でワリエワを重用したチーム方針への不満が噴出したとの見方が出ている。
