千葉県の救急搬送時間(2016年)は119番通報から病院到着まで平均44・1分かかり、依然、全国で4番目に長いことが県への取材で分かった。県は現場の救急隊が各病院の受け入れ態勢をスマートフォンなどで瞬時に把握できる仕組みを新年度に導入、救急隊と病院の交渉回数を減らし、搬送時間短縮を図る。ただ、現時点で対応機器を備えている消防本部は全体の約25%の八つにとどまり、県全域での運用開始に課題も残る。
県消防課によると、16年の県内の救急搬送時間は昨年12月、集計がまとまった。全国で2番目に長かった15年から0・5分短縮したが、全国平均の39・3分には及ばない。高齢化で搬送件数が増加傾向にあり、救急車のやりくりで、搬送時間が延びる懸念も出ている。
県医療整備課によると、新たな情報共有の仕組みは、緊急手術中などで一時的に...
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