「やんちゃ」な軍団は猛練習に猛練習を重ね、大旋風を巻き起こす。2008年。市町合併で直前に西千葉へ編入された沼南が、ノーシードから決勝へ進出した。甲子園へあと一歩までたどり着いた県立高校の軌跡を、監督の中西威史、エースの西川勝、捕手の藤原賢斗、右翼手の原園(旧姓田頭)真一が語る。(敬称略)
◆西川「やりきった夏」
腰の回転を生かせるよう、サイドスローにしたのは高校2年。新チームになり秋も春もボールがコントロールできずボロボロだった。夏に向けて一丸となっている中、僕も応えないといけない。けど、調子が上がらなかった。
正直に言うと、夏は緊張しまくりで。気持ち悪くなっちゃって、ベンチではずっと吐き気があった。初戦の若松も強くて、やられるかもと。(自己最速の)138キロを出したけど勝ち上がるたびに球速は落ちた。(2回戦、Aシード市柏戦後、連続無失点が...
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