「勝てる投手を目指して、春から練習を重ねてきた」。最後の夏を間近に控え、八千代松陰の清宮虎多朗は日焼けした顔で意気込んだ。20年ぶりの頂点へ、右腕は着々と準備を重ねる。
190センチの長身から繰り出す直球の最速は、145キロ。スライダーにカットボール、フォークなど鋭く曲がる変化球を交え、緩急自在に三振を奪う。エースナンバーを背負った昨秋から走り込みを重ねて下半身を強化。体重は3キロ増の85キロとなった。「常時のスピードは上がった」と手応えを口にする。
今春は15年ぶりの8強入り。西武台千葉との3回戦では1失点完...
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